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2013年6月15日

熱中症対策の、OS-1の飲み方について~高血圧や腎臓病の方~

こんにちは!藤松です!!


関西では梅雨の気配は無く、スッカリ夏日和みたいですね(^_^;)



このような高い気温が続くと、気になってくるのは「熱中症対策」です。



高温多湿の日本において、夏場の熱中症はどうしても注意しなければなりません。



これからの汗をかいた時や、下痢や嘔吐などの脱水症状時に、効率的に水分・ミネラルを摂取するため、経口補水液Oral Rehydration Solution, ORS)というものがあります。


経口補水液とは、食塩・ブドウ糖・カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいる液体です。スポーツドリンクよりも、より効果的に摂取できる飲み物です。


最近、所ジョージさんがCMを行なっていることで認知度が高まっている「OS-1」という単語を、皆様お聞きになっているのでは無いでしょうか!?



このOS-1は経口補水液になりまして、熱中症対策としてOS-1を摂取することが推奨されています。



しかし!!こちらの飲料は、ただし書きに「医師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限りお飲み下さい。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士の指示に従ってお飲み下さい。・・・」と記載があるのです。




というのも、塩分やカリウムが豊富に入っているので、高血圧の方や腎臓病の方は飲む量に注意しなければなりません。



ただ、熱中症や脱水症状などは緊急を要するケースもあります。ですので、今回はOS-1の飲み方について、特に高血圧・腎臓病の方に絞って、記載したいと思います!!


●熱中症対策の、OS-1の飲み方について


OS-1は、飲む点滴という名がつくほど、ミネラルが豊富に入っております。


事実、今年のノロウイルスが流行っていた時期のことですが、脱水症状で点滴を打つぐらいなら、OS-1を飲んでいたほうが良いという流れが医療業界であるそうです。


ではまず、現在発売されているラインナップをご紹介いたします。





左から、200ml、500ml、200g(ゼリータイプ)の3種類です。


OS-1の100ml当たりの成分量を表にまとめたので、まずは以下の表をご覧ください。



























成人の目安量が500~1000mlとなっておりますが、1000ml飲むことで食塩2.9g、カリウム0.7gの摂取となります。


まずは、高血圧の方から見ていきましょう。



1日の食塩摂取目標量というものがあります。

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正常男性:10g未満

正常女性:8g未満

高血圧患者:6g未満

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高血圧の方がOS-1を1000ml飲んでしまうと、塩分摂取目標数値の半分になってしまいます!!



ちなみに、汗をかいた時にどれほどの食塩が出ていくのかということで、高校球児を対象とした汗の量のデータを見つけました。(※ソース元:大塚製薬のHP)





夏場の練習(東北地方)で、体重の5~8%程の汗をかいたというデータがありました。

※何時間の練習なのか、体重はどれぐらいなのかといったデータの記載がなかったので、炎天下・3時間の練習・体重60kgとして考えます。



60kgの5~8%というと、3~4.8Lの汗をかいたと推測できます。



汗の塩分量は0.9g/Lになりますので、2.7g~4.3gとなります。



ですので、高校球児なみの運動をした場合は1000ml~1500mlで塩分が補填されると考えられます!!



一般成人がかく汗の量というのは、高校球児に比べれば圧倒的に少ないはずです(年齢とともに、代謝は落ちていきますからね)ので、炎天下で過ごしていても汗で出ていく食塩量はおおまかに見ても1~1.5gぐらいでしょうかね?汗の量としては1,1L~1.6Lぐらい)


ということは、500mlほど飲めば、出て行った塩分量は十分補填できる考えられます!!



まとめる前に、腎臓病の方について記載します。


カリウムの摂取量にも制限が目標摂取量があります。

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一般成人:2000mg

腎臓病の方:1500mg  ※腎機能の状態で、特別制限が無い場合もあり。

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1000mlのOS-1を飲むとカリウムが780mgとなってしまうのでので、目標値の半分を占めてしまいます!!


汗のカリウム量は0.2g/Lとなっているので、先ほどの高校球児で考えたら600mg~860mgとなります。


としますと、一般成人では300mg~400mgぐらいが関の山といったところでしょうかね?



つまり、OS-1は500ml前後がちょうど良いという計算になります。




以上のことをまとめます。

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●通常の汗の量から推測すると、塩分・カリウム量共に、OS-1を500ml摂れば失われた量は補填できる。

●高血圧・腎臓病の方がOS-1を500ml摂ると、塩分・カリウムの目標値の1/4を占めてしまうので、200~300mlに抑える。


●水分はそれなりの量が出て行くことが考えられるので、上記OS-1の量に加え水分を摂取する。その際、ジュースなどの糖分が多いものは、一時的な糖尿病症状になることがあるので、水・お茶等にする。

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上記の量を守っていただき、熱中症や冬場でしたらノロウイルスによる脱水症状時に、OS-1を使用して対処してみてください。


ちなみに、500mlは希望小売価格が200円(弊社も200円で販売しております)になっていますが、アマゾンなどのネットでは安く売っていました。下にリンクを貼っておきますので、良かったら参考にしてみてください。


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※リンク切れの際はご容赦下さい(-_-;) また、そのときはご連絡頂けるとすごく嬉しいです。


夏本番となり、テレビなどで取り上げられると売り切れが出てもおかしくは無いと思いますので、小さいお子様やご高齢の方向けに、ぜひ近くのドラッグストアなどで数本でも良いので確保しておくことをオススメいたします。



ちなみに、消費期限は8ヶ月の設定になっております。





梅雨の時期は湿気の関係から屋内でも熱中症になることがありますので、これから夏が過ぎるまで、OS-1という一つの方法も含め、十分熱中症にご注意下さいませ!!


では、今回はこのあたりで終了にいたします。また次回、お会いしましょう!!