脈絡も何も無いのですが・・・、私、先週の金曜日におやしらずを抜いて来ました(^_^;)
~~~抜歯に至る経緯~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ことの始まりは、今年の2月末あたりからです。左下のおやしらずが疼き出したのですが、当時の私は気づかないフリをすることにしました。
そして、月日はちょっと流れ、4月に入りました。とある穏やかな昼下がり、ご飯を食べようと口を開けたら、「いででで!!」という、めちゃくちゃな激痛が走りました。
こりゃ気づかないふりはヤバイ!と思い、やむなく自宅近くの歯医者(歯科)へ罹ったところ、
・真横に生えていて歯茎の切開が必要。口腔外科でないと処置できない。
・根っこが曲がっていて、単純に抜歯が難しい。抜歯に時間がかかるだろう。
・根っこの部分に神経が引っかかっているようにも見えるから、神経に触ると麻痺が残るかも。
※三叉神経というものがおやしらずの根っこ付近にあり、抜歯の際に触れてしまうと、痺れなどの麻痺が残る可能性があるのです。
などなど、さんざん驚かされ、大学病院に紹介されることとなりました・・・。
紹介先は、順天堂大学附属病院口腔外科でした。
まず、初回は親知らずの状態を診て、次回の抜歯スケジュールを立てるとのことで、レントゲンを撮って様子を診てもらいました。
先生の口から出てきた言葉は、自宅近くの先生と同じ内容でした。
唐突ですが、私、どうしても歯医者の痛みが嫌で、あの「きゅいーん」という音を聞くだけで、神経痛が出る気がするのです。
なので、情けなくも先生に、「痛くないように抜歯できますよね?」とお聞きした所、
「大体大丈夫でしょう。ただ、炎症が起きていると麻酔が散りにくくて、上手く麻酔が効かない時もありますね。私(先生)が昔、抜歯したときのことなんだけど、麻酔が全く効かなくて地獄のような痛みだったね。(笑)」
せ、先生!!勘弁して下さいよ!!
炎症が起きていると麻酔が効きにくいということなので、抗生剤をいただき抜歯の直前に服用することで、炎症を予防することにし、手術が行われる日を待つこととなりました・・・
~~~経緯はここまで!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて!決戦は金曜日ということで、ドリカムの歌でも流れてきそうですが、先週の金曜日(6月7日)に抜歯をしてまいりました。
抗生剤の予防服用のおかげか、しっかりと麻酔が効いてくれ、抜歯自体はほとんど痛みなく終わりました。
手術中に、担当医の方がぼそぼそと、「根っこが思ったより深いな。」とか、「難しいな。」と話しているのが怖かったですが、終わってみれば麻痺も残らず、手術は大成功でした!!
抜歯後、1~2日は顔がパンパンに腫れてしまい、自宅で引きこもっておりました。
3日目辺りから腫れが大分落ち着き、現在はほとんど分からないぐらいに腫れは落ち着きました!!痛みもほとんど無くなり、接客中に笑顔を作ると、皮膚が引っ張られることで少々痛みがですぐらいになりました(^_^;)
さて!!前置きは長くなりましたが、親知らずの抜歯後処置がかなり重要なので、その点をまとめたいと思います!
①出血について
歯茎を切開するので、術後に出血してしまうのはしょうがありません。
口に溜まってしまい気持ち悪いのですが、つばとして吐き出してしまうのは良くないのです。
出血部位に血が溜まることでかさぶたが生まれ、皮膚が再生されます。
血が溜まらない、かさぶたが上手く出来ないと上手く皮膚が形成されません。そうすると、骨があらわになってしまい激しい痛みが出る、「ドライソケット」という状態になってしまいます。
抜歯後の出血は大事なのです。なので、
・強くつばを吐く、強く口をゆすぐと、できかけのかさぶたが剥がれてしまうので、やらない。
・刺激により再出血してしまうので、抜歯当日は激しい運動、入浴、飲酒、刺激物や固いものの食事などは避ける。
といったことを守るようにしましょう。
ちなみに、おやしらず抜歯後に出血が止まらない場合ですが、清潔なガーゼや脱脂綿を出血部位にあて、20~30分程ぎゅっと噛んで下さい。大体1~2回で落ち着きます。
1~2時間繰り返しても出血が止まらない場合は、抜歯してくれた病院へと連絡しましょう。
②腫れについて
抜歯後、1~2日目が腫れのピークとなります。痛みもこの辺りがピークでしょう。
腫れに伴い発熱もするのですが、腫れを冷やさないように注意しましょう!
腫れというのは内出血していることに起因しております。こちらは、ほってくと内出血していた血が再吸収され、自然と改善されます。
ところが、過剰に冷やしてしまうと内出血部分の再吸収が上手く行えず、シコリとなって残ってしまい、長期間改善しないということになるケースがあります。
腫れがどの程度で引くというのは、個人差はありますが、通常4~5日でほぼ治まります。ほっておくことが大事です。
もし、どうしても冷やしたい場合は、タオルを水で濡らして当てる程度にしましょう。
決して、
・氷や保冷剤を当てて冷やす。
・冷えピタを当てておく。(医師によって見解は異なるようですが、冷えピタ使用者でシコリが残り、改善まで時間が罹った例があるそうです。)
といったことはしないようにして下さい!
以上、抜歯後の注意点についてまとめました。皆さまも、おやしらずの抜歯をされる際は頑張ってください!
余談ですが、抜いた直後は達成感と疲労感で、病院の待合室にて燃え尽きたようにうなだれていました(笑)
では、今回はこの辺りで終わりに致します!!また次回お会いしましょう!!