日経DIクイズのベストセレクションなるものが発売されたではないですか!!H25年6月13日発売ということで、先週発売されたばかりです。
私、日経DIクイズというと薬剤師としての新人時代が思い出されます。
入社してすぐに、当時勤めていた調剤薬局の薬局長から渡された、数々の大きなバインダー。
「ん!?」と状況も分からず受け取り、薬局長の説明を聞くと、
「この中に、それぞれの診療科目の資料が入っているから、全部コピーして。毎週テストをやっていくから、覚えてくるように。」
「ほほぉ、研修資料ですな!!かしこまり!!」
と、当時の私は心の中で思い(口になんか出したら、何されるかわからないぐらい怖かったです・・・)、バインダーを恐縮しながら開きました。その中から資料として出てきたのが日経DIの切り抜きでした。
最初の薬局は大学病院の門前だったので、多岐に渡る診療科目がありました。ですので、新人は迅速に全ての診療科目の知識を入れていく必要があるのだぞという、薬局長を始め諸先輩方からのプレッシャーを感じながら、毎日ヒーヒー言いながら勉強して薬局へ通っておりました・・・。
日経DIはクイズ形式で薬や病態の知識が深まりますので、問題提起→思考→解答暗記というサイクルで、どんどん覚えていくことができました。
また、その薬局で応需している処方内容・よく出る病態に応じたDIクイズが厳選されており、薬局長のテスト解説を聞くことで患者への投薬知識が深めることができました。そのおかげで、新人にしてはしっかりと投薬できていたんじゃないかなと、振り返り少々自画自賛してみます(笑)
とにかく日経DIシリーズの書籍で勉強をしていた新人時代、特に日経DIクイズは暇を見ては知識を深めようとしていました。
そんな、私の薬剤師としての基礎知識を作ってくれた日経DIクイズのベストセレクションと聞いては、居ても立ってもいられず記事に書いてしまいました!!
余談ですけど、「ベストセレクションBASIC篇」とあるので、「ADVANCE篇」、「PRPFESSIONAL篇」とかで続編も出るんじゃないかと睨んでいます(笑)
日経DIクイズは、新人薬剤師の勉強材料としては使いやすいし、ベテランの方は知識の見直しにも使える、良いツールだと思います(*´∀`)
昔を思い出しながら、今回はこの辺りで終わりにさせて頂きます。次回もまた、お付き合い下さいませ!!