こんにちは!今日は花粉の飛散が多いようで、朝からクシャミが止まらない藤松です・・・
この時期、花粉症で目薬を使用している方もいらっしゃるかと思いますが、コンタクトの上から目薬をして良いのかと質問をされます。
基本的にはダメです!!
(コンタクトの種類や目薬の種類によっては可能なケースもありますが、基本的にはダメと思って下さい)
理由としては、
・目薬の防腐剤がコンタクトを変形させることにより、角膜が傷つく。
・コンタクトレンズにより目薬が長く目に留まり副作用を引き起こす
といったことがあります。
防腐剤があまり良く無いんですよね。
先日頂いた処方箋に、「ヒアルロン酸Na点眼液0.1% (防腐剤が入っていないもの) 5ml 」と記載された処方箋を頂きました。
ヒアルロン酸Na点眼液は、ヒアレイン点眼液というものが先発品で使用するものになります。しかし、こちらには防腐剤が入っております。
防腐剤が入っていないものでヒアレインミニ点眼液というものがありますが、こちらは1本使いきりタイプで、1本あたりが0.4mlとなっており、5mlにすることができません。
さて、一体どうしたものかと疑義照会したところ、「ヒアルロン酸ナトリウムPF点眼液0.1%「日点」 5ml」なるジェネリックを調剤して貰いたいとのことでした!!
こちらは日本点眼研究所が発売しているジェネリックでして、PFデラミ容器という特殊な容器を使うことで、防腐剤を入れなくても無菌状態を維持出来るそうです!!
参照サイト(外部リンク)
このような容器で、副作用の原因とも言われていた防腐剤を入れなくて済むとは、画期的な容器ですね!!
(しかし、処方箋に回りくどく記載せず、はじめからヒアルロン酸ナトリウムPF点眼液0.1%「日点」と記載してくれれば良いのにと少々思ったり・・・)
このように、ジェネリックになることで改良されている薬もあるので、今後のジェネリックの広がりに期待する藤松でした!!
では、またお会いしましょう!!