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2013年2月21日

インスリン注射の針の値段はいくら!?

こんばんは!藤松です!!今日はバタバタと、忙しい1日でした(^_^;)



つい先日、ナノパスニードルⅡ(34G)というものが記載された処方箋が、当薬局に舞い込みました。インスリン注射で使用する針になります。



こちらで取り扱うのが初めての針だったのですが、当薬局のシステム上、取り扱いが初めての注射針は値段の設定が必要になるようです。(初めて知りました。)



しかし私、お恥ずかしながら、注射針の値段については全く知りませんでした・・・。




なんとか値段を調べあげ、無事患者様へとお渡し出来たのですが、「これはいかん!!」と思いまして、針の値段について調べました。



今回は、インスリンの自己注射で使用する「針」の値段について記載しようと思います。




注射針って医薬品?



そもそも注射針は医薬品の分類なのか?



いえ!!違います!!



注射針は「特定保険医療材料」という分類になります。



他に調剤薬局で取り扱う可能性がある特定保険医療材料では、「携帯型ディスポーザブル注入ポンプ」という、点滴で使用されるものになります。



さてさて、「特定保険医療材料」とはどういうものなのか。厚生労働省が発行している書面を見てみましょう。→「特定保健医療材料の定義について」








クリックされた方・・・、探すのがご面倒かと思いますので、以下に抜粋致しました!!








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「特定保険医療材料の定義について」

万年筆型注入器用注射針

構造及び機能により、標準型、針折れ防止型及び超微細型の合計3 区分に区分する。

① 標準型
② 及び③に該当しない万年筆型注入器専用の注射針であること。

② 針折れ防止型
針の根元部の外径が31G 又は31G より細いものであって、ハブ部の工夫又はその他の方法による針折れ防止構造を有する万年筆型注入器専用の注射針であること。

③ 超微細型
針の先端部の外径が33G 又は33G より細いものであって、針の根元から先端に向かって細くなる形状又はその他の方法により薬液注入時の負荷を軽減する構造を有する万年筆型注入器専用の注射針であること。

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上記のように、①・②・③と分類されているそうです。




さて、続いて今回の本題の値段についてになります。


「調剤報酬点数表に規定する特定保険医療材料及びその材料価格」というものの通知に値段が記載有りましたので、ご覧になってみて下さい。→「調剤報酬点数表に規定する特定保険医療材料及びその材料価格」



今回は抜粋するまでも無いかと思いますが、一応抜粋しておきます。


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「調剤報酬点数表に規定する特定保険医療材料及びその材料価格」

007 万年筆型注入器用注射針

(1) 標準型 15円

(2) 針折れ防止型 17円

(3) 超微細型 18円


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このように価格帯が設定されているそうです。



現在発売されている注射針の値段は以下の通りになります。(メーカー参照)



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①標準型(15円)
・BDマイクロファインプラス31G/5mm
・ペンニードル30G、8mm

②針折れ防止型(17円)
・BDマイクロファインプラス32G/4mm
・ペンニードル32Gテーパー、6mm

③超微細型(18円)
・ナノパスニードル33G/5mm
・ナノパスニードルⅡ34G/4mm

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上記のようになります!!

これで、今後針の値段については大丈夫なはずです!!('∀`)



今まで注射針の値段設定については全く無視しておりました。今回は不足していた知識を埋める、良い機会でした!!日々是勉強です!!




ではでは、今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。それではまた、次回お会いしましょう!!