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2013年4月19日

一包化のときに割れない、口腔内崩壊錠!!


こんばんは!!藤松です!!


最近はめっきり暖かくなってきました!すでに汗ばみが止まらず、今後の夏本番が思いやられております・・・。


さて!本日東和薬品のMRの方がいらっしゃって、RACTAB技術なるものの営業をされていきました!


なんでも、2012年グッドデザイン賞を受賞した技術だそうで、医薬品部門では初めてとのことです!!



少々調べてみましたので、記載していこうと思います!



●「一包化のときに割れない、口腔内崩壊錠」が売りの、RACTAB技術。


東和薬品が開発したRACTABRapid And Comfortable Tablets)技術。



通常、口腔内崩壊錠は崩壊しやすいように隙間を作って作成している。そのため、一包化の際に割れてしまうことや、吸湿性が問題になることがあります。



ちなみに普通錠は、強く押し固めるて作成するので、分子同士の隙間が小さく、溶解性は低くなっています。




東和薬品が開発したRACTAB錠は、普通錠の如く強く押し固めた口腔内崩壊錠なので、分包機での落下に耐えうる硬度を保てるそうです。そして、水分を吸収すると独自の製法で作成した速崩壊性粒子なるものにより、速やかに崩壊するそうです。

 






硬度についてはかなり押している文面になっているのですが、吸湿性については記載が見つかりません。




そこで!東和薬品のDI室に直接聞いてみました!




頂いた回答は、「吸湿性に関しては、RACTAB全体として一概には言えず、口腔内崩壊錠の製品、個々の対応となります。」とのこと。




・・・う~ん、なんともスッキリしないので、試しにアムロジピンOD(5)「トーワ」の吸湿性を聞いてみました。




温度25℃、湿度75%、3ヶ月放置という条件下の過酷試験で、硬度が20%減少したというデータが出ているそうです。




ちなみに、アムロジンOD(5)の同様条件下でのデータでは、硬度は27%減少と記載になっているので(インタビューフォーム参照)、先発品よりも吸湿性は多少改善しているといえるデータになっておりました。たまたまかもしれませんが・・・。



吸湿性については、既存の口腔内崩壊錠との大きな差は不明ですが、硬度については自身を持って発売しているようでした!!



ちなみに東京大学附属病院で、「トーワ」の銘柄指定で処方を出してもらっているということです。東大も認める硬さなんですかね。



ぜひ一度、RACTABの硬さを味わってみてはいかがですか!?




注意:私は、決して東和薬品の営業とかではありませんので・・・、悪しからず!!



では、今回はこの辺りで終わりに致します!また次回、お会いしましょう!!