こんにちは!藤松です!!
ジェネリックという単語は知っていましたが、「オーソライズドジェネリック」というジェネリックをご存じですか!?
「サノフィと日医工が業務提携により、アレグラについて日本初のオーソライズドジェネリックを発売する」という記事を見つけました。
「オーソライズドジェネリックってなんぞや!?」と、この単語を最初見た時思いまして、当時調べた情報のアウトプットを、今回はしていきます!
●オーソライズドジェネリックとは!?
オーソライズドジェネリックの「オーソライズド」というところから見てみましょう。
オーソライズ【authorize】:[名]正当と認めること。公認すること。
英訳から考えると、「公認されたジェネリック」という意味合いですが・・・
まさにその通りで(笑)、先発メーカーからジェネリックの販売を公認されたジェネリックのことを指します!
公認とは一体どういうことなのか?
通常ジェネリックは、先発品の特許が切れてから発売されるルールになっております。
しかし!オーソライズドジェネリックは、先発メーカーからジェネリック販売を公認され、先発品の特許が切れる前に製造販売することができるというものになります!!
特許切れの前に発売することで、市場のシェアを獲得出来ることが最大のメリットですが、独占権は180日だそうで、収益が見込める品目でなければ収支が合わないようです。
この度、日医工から発売されるのが、【フェキソフェナジン塩酸塩錠「SANIK」 30mg・60mg】というもので、2013年6月に発売を予定しているそうです。
日本初のオーソライズドジェネリックで、原薬・添加物・製造過程が全く同じという、アレグラと異なるのは値段が安いだけという、今までに無かったタイプのジェネリックになります!
・・・しかし、アレグラのジェネリックは既に発売されているし、6月には他メーカーからの発売も予定されているので、市場のシェア獲得の期待は無いですね。
恐らく、アレグラと全く変わらないことを売りにして発売するのかと思いますが、それでも他のGEと戦うのは弱い気がします(^_^;)
オーソライズドジェネリックの参入により、日本のGE業界も状況が変わるのかなと、これからの製薬業界に思いを馳せた一日でした!
ではでは、今回はこの辺りで終わりにしたいと思います!また次回お会いしましょう!!